自動開閉ゴミ箱

4.入力装置(センサー)

では、実際に入力装置として、各種のセンサーをつないでプログラムをしてみましょう。
センサーにはいろいろな種類があるので、どれがどんな働きをするのか、確かめてみましょう。
「何をつなげてどうするのかはすべて人間が決める」と、いうのを思い出して、どのセンサーがゴミ箱のフタを開けるのに良さそうか、考えてみましょう。

センサーはIchigoJamの入力端子に直接つなげば使えるのですが、実際には電源などもつなぐ必要がでてきます。
そこで今回は、「Ichigo Connect基板」というシールド基板をIchigoJamに載せて、センサーをつなげやすいようにします。

センサーをつなげたら、プログラムを入れて確かめてみましょう。

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◆デジタル入力とアナログ入力◆
IchigoJamには、デジタル入力を調べるIN命令と、アナログ入力を調べるANA命令があります。
デジタル入力は、スイッチのON/OFFなどの「ある/ない」を調べるために使われます。
アナログ入力は、明るさや距離などの量や長さを調べるために使われます。
もともとデジタルで動くコンピュータは、入力装置のON/OFFを調べることは得意なのです。しかし、量を調べるアナログ入力は、そのための仕組みをコンピュータが備えておく必要があるのです。
したがって、コンピュータの種類によっては、アナログ入力端子がないコンピュータもも存在します。

ところが、デジタル入力しかないコンピュータでも、量や数を入力して知ることはできるのです。
例えば、IN2端子に1秒間に何回ON/OFFが行われたのかを知るプログラムは、IchigoJamでも簡単にできそうです。
また、そういうしくみの入力装置(センサー)をデジタル入力につなげば、量や数を知ることが可能です。