7.画像の明るさと動きで探す!
磁力が 強い=画像が明るい+1ドット動き画像 : 弱い=画像が暗い+交互画像
磁力の強弱を、micro:bitのLED画面の明るさと動き(アニメーション)で、磁石を探知するプログラムです。
「大きな画像を作成」ブロックでは、自作のLEDパターンやアイコンを作ることができます。
「画像を・・・スクロールする」ブロックと「時間ミリ秒ごとにループする」ブロックとうまく組み合わせてプログラムすると、自作の画像をアニメーションにすることができます。
「大きな画像を作成」ブロックは10ドットで作成されるので、「画像を1ドッドずつ200ミリ秒ごとにスクロール」すると、2000ミリ秒(2秒)で画像を表示し終えます。
ちょうど「時間ごとにループする」ブロックが2秒ごとに実行されるので、スクロールが連続して動くようになります。
もう一つは、「画像を5ドッドずつ500ミリ秒ごとにスクロール」するので、大きな画像の最初の5ドット分が一度に0.5秒間表示され、残りの5ドットが表示されて終わります。
つまりこの画像は、0.5秒、1.5秒の表示を繰り返す動きをすることになります。

このように、動く画像でアニメーションを作る時は、すこしコツが必要です。
TVや映画などは、アニメーションの動きを1秒間に24〜30枚の画像パターンで表示して作ります。
micro:bitで同じアニメーションのん動きを作るのは無理なので、1秒間に2-3枚の画像パターン(500〜300ミリ秒ごとにスクロール)を表示して作るのが、現実的になります。
【ミニ知識7】
プログラムが正しく動くことが確認できたら、お宝(磁石)探しで遊んでみましょう。
同じような色形のスポンジを、たくさん用意します。
1つのスポンジに切れ目を入れて、中にできるだけ小さな磁石チップを入れます(100均などで売っている)。
磁石チップと同じ大きさの石や鉄を入れた、偽物としてスポンジをいくつか用意すると、盛り上がりますよ。


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