n:bit 磁力センサでお宝をさがせ!

この教材のベースとなったプログラムはこちらで公開しています

 磁石(お宝)の入ったスポンジを、100個のなかから探しだす、磁力探知機をつくります。
磁力は目には見えません!。
また、スポンジの中に隠れている塊が、磁石ともかぎりません!。

”磁力”を、人間に分かる形に変換すれば探せそうです。
きみは、LEDの光り方で探す?、それとも、音の高低で見つける?。


まず、上のプログラムで赤枠で囲った「ずっと」のブロックだけで、試してみてください。
うまくできたら、残りのブロックも試してみてください。

micro:bitでは、「ずっと」のブロックを複数並べることができます。
このように、複数の「ずっと」のブロックを使うと、それぞれのプログラムが電源を入れると同時に実行されるようになります(これを並列処理といいます)。

ただし、すこし注意しておくことがあります。
たとえば、最初の赤枠の「ずっと」ブロックでは、25×25LEDの表示を使って、磁力をグラフ表示していますが、ほかのブロックでは表示の機能は使っていません。
なぜなら、他の「ずっと」のブロックで同じような表示をしてしまうと、処理が衝突してしまい、意図した表示の動きにならないことがあるのです(うまくいくブロックもあるのでややこしい)。
 同じように、二番目のブロックは音を鳴らしていますが、他の「ずっと」ブロックでは音を鳴らすことはしていません。

このように「ずっと」ブロックを複数使うときは、表示や音などの機能は、同じ機能どうし、1つの「ずっと」ブロックにまとめるようにすると、あとで悩まないことが多いです。