3.赤色LED(P2)の明るさで探す・・・
磁力が 強い=明るい : 弱い=暗い
次は磁力の強弱を、LEDの光の明暗で磁石を探知するプログラムです。

n:bitに付いている赤色のLEDは、micro:bitのP2という端子に繋がっています
「アナログで出力する」ブロックは、このP2端子に指定した値の電圧を出力します。
LEDは出力された電圧の高低によって明るさが変わるため、このブロックを使うことができるのです。
指定する値は0〜1023までの数値ですが、A.の音を鳴らすプログラムと違って単位はありません。
P2端子の出力値と電圧の関係は、つぎのようになります。
・1023 = 3.3V 最大値
・512 = 1.15V 中間値
・0 = 0V 最小値
最大電圧が3.3Vなのは、micro:bitが3.3Vで動くコンピュータだからです。
これは「デジタルで出力する」や「アナログで入力する」ブロックも同じです。

「アナログで出力する」ブロックは、磁力の値を5で割っています。
これは出力値が1023を超えないよう調整するためです。
市販品の磁石は普通に1023μTを超えるものがたくさんあります。
磁力が強くをすぐ1023μT超えてしまっても明るさはそれ以上変わりません。
結果としてON/OFFのような点滅になってしまい、意図した動きになりません。
センサ入力の値とLED出力のレベルが大きく異なるときは、このような調整が必要になることを覚えておくとよいでしょう。
【ミニ知識3】磁力のちから
磁力(磁場の強さ)って、どのくらいあるものなのでしょうか?
micro:bitでは、「磁力(μT)」ブロックで磁力の強さを測ります。
一般的な事務用品の磁石の強さは、だいたい2000μTから5000μTくらいあります。
対して地球の磁場(地磁気)の強さは、地球上の場所にもよりますが、日本の位置は約40〜50μTです。
参照:磁場の比較(wikipedia)
micro:bitで磁石を探す場合は、少なくとも地磁気よりも大きな値を探さないと判断できませんので、磁石と判断するプログラムでは、100μT以上の磁力があると考えれば実用的です
その意味では、100μT以下では音や光を出さないようプログラムしてもよいです。100μを超えたあたりから、だんだん音が高くなる、だんだんLEDが明るくなる、といったプログラムになるよう作るのがよいでしょう。
あと、磁力は距離の2乗に比例して弱くなります。
どのくらいの磁力(距離)でみつけるかは、本文の式の調整のように、いろいろ試してプログラムを作必要があります。
