補足:「東西南北」を4つの表示ブロックだけ使う回答例
回答例1.論理演算「または」ブロックを使う

「または」ブロックを使い、北の表示を最初に判断します。
・北(N) 0〜44° または 315〜359°
・東(E) 45〜134°
・南(S) 135〜224°
・西(W) 225〜314° 上記以外
最初に、二種類の方位範囲がある北方角を表示してしまう考え方です。
条件が複数あるのに、処理は同じという場合は、論理演算を使うとプログラムがスッキリします。
論理演算は、「または」の他に、「かつ」と「ではない」と、全部で三種類あります。
これを使いこなせるようになると、複雑な条件もプログラムできるになります。
ただし、今回はロリンこのプログラムを考えるときは、「もし」ブロックの条件の並びに注意する必要があります。
「もし」ブロックは、上から順に条件を判断します。条件が成立したら「もし」ブロックを終えるので、間違いを起こしやすいプログラムなのです。
回答例2.「絶対値」ブロックを使う

解答例1と同じ考え方なのですが、北を判断するために「絶対値」ブロックを使います。
0°から180を引くと -180になり、この絶対値が180になります。
同じく、360°から180を引くと180になり絶対値も同じ値になります。
つまり式の意味は、北である0~44°と 316〜359°が、同じ136以上の値になるようにしているのです。
これで、136以上でであれば北と判断できるようになります。
回答例3.「数値をマップする」ブロックを使う

変数[方位]に、方角の値に応じてマッピングした値を代入します。
・0〜44° 0
・45〜134° 1
・135〜224° 2
・225〜314° 3
・315〜359° 4
1,2,3だけ比較してE,S,Wを表示し、どれでもなければ(0や4)ならNを表示する、という考え方です
この方法であれば、「もし」ブロックの条件の並びを気にしなくても、ロジックミスすることはありません。
番外編
円型フルカラーLEDと「数値をマップする」ブロックを使えば、LEDの数がたくさんあるコンパスも簡単に作れます。



プログラム説明「ずっと」ブロック
▪️1.変数[点灯LED]を[数値をマップする]にする ブロック
変数[点灯LED]に、使用する円型フルカラーLEDの個数に応じて、方位360°でマッピングした値を代入します。
今回は24個のLEDを方角を24で分割した範囲にします。
北は0〜7°ほどの範囲になり、このとき変数[点灯LED]の値は0となります。
▪️2.明るさを10に設定する ブロック
まず、ベースの色である青を全周に光らせます。
そのままだと明るすぎるので、「明るさ」ブロックで輝度を下げておきます。
▪️3.青色に点灯する ブロック
つぎに北方位のLED1個を白に光らせます
こんどは目立つようにしたいので、「明るさ」ブロックですこし輝度を上げます。
▪️4.明るさを100に設定する ブロック
▪️5.変数[点灯LED]番目のLEDを白に設定します。
これだけでは光らないので、続けてLEDを光らせるブロックをおきます。
▪️6.点灯する ブロック
これを繰り返します
円型フルカラーLEDの参考部品
https://www.switch-science.com/products/3484

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