4.自動給水プログラムをつくろう
つぎに水の量に応じて、水をくむタイミングや止めるタイミングを知る方法を考えてみましょう。
プログラムで状態を判断をするためには、IF命令を使います。
30 LET W,1000-ANA(2)
35 ? W:WAIT 30
40 IF W>600 THEN BEEP5,60:END
60 LED 1:WAIT 30: LED 0:WAIT 30
90 GOTO 30
追加した40行目のプログラムは、つぎことを実行します。
40行目 もし、 変数W>600 なら 音5を60tick鳴らして: プログラムを停止する
水の量が、値600(約150ml)より大きい(>)なら、音を1秒鳴らして(BEEP5,60)、プログラムを止めます(END)。
値が600(約150ml)以下(<=)なら、条件が合わないので、次の60行目のプログラムを実行します。
60行目 LEDを点ける : 30tick(0.5秒)待て : LEDを消す : 30tick待て
LED1やWAIT30は、それぞれが命令ですが、:でこのように命令を繋げることができます。
LEDを点けて消すを0.5秒毎に行うと、LEDが点滅して見えるようになります。
つまり、このプログラムの全体の動きは、水量が150mlに以下ならLEDが点滅しており、超えると点滅が止まりBEEPがなって終了するという動きをします。